自分の身は、最終的に自分で守るもの。万が一の時、だれかが守ってくれることは奇跡です。
気をつけるべきことを知っているのと知らないのとでは時に死や恐怖と隣り合わせになります。身を守るためにも参考になれば幸いです。
随時更新していきます。
感染症・病気対策
食事
飲み物
・水道水を煮沸もせずそのまま飲むのは危険。日本のような厳しい基準はなく、中にはシャワーの水がヌメヌメで床はコケ、ボディーソープが流せたかわからない水のこともあります。誤って水を飲んだ際には大抵お腹を壊します。厄介なウイルスをもらわないためにも水道の水をそのまま飲むのはやめましょう。
・もちろん氷も危険です。飲料水で作られた氷と定かでないものは避けましょう。
・飲料水は、国によって安全なメーカーとそうでないものがあるそうです。可能であれば情報収集できると安心です。私はメーカーを気にせず飲んでましたがお腹を壊しませんでした。
・開封済みの飲料水、目を離してしまうと危険。車内、室内、屋内、屋外関係なく知らないところで眠り薬を入れられていることがあります。かろうじて眠りにまでつかない中、ATMに連れていかれ抵抗することもできずお金を引き出された方もいました。盗難だけでなく、強姦や拉致など考えられます。十分注意しましょう。
・しっかり熱が通ったスープ(水道水で作ったもの)は、今のところお腹を壊しませんでした。
食べ物
・そのナイフ、スプーン、フォーク、お箸など安全ですか?上記のとおり、水道水や氷は危険で避けてきましたが屋台で提供された一口サイズのバナナでお腹を壊しました。なぜか。おそらくバナナを切ったナイフがいけなかったと。ナイフを洗う水まで気に留めていなかったので1ヶ月お腹を壊し寝込みました。
・豆料理の中には、豆だけでなく、砂利や小石、時には誤って入ってしまった昆虫がいることもあります。私は砂利や小石は食べてしまったことがありますが、豆と同じ大きさのカメムシも食べてしまうところでした。薄暗い中での食事はしっかり食べるものに注意を払う必要があります。
トイレ
・トイレットペーパーが備え付けてあればラッキーです。トイレットペーパーは常時持っていると安心です。また、トイレットペーパーは日本のようにトイレに流せないことが多いので、近くに備えてあるゴミ箱などに捨てましょう。
・屋外かつ、夜間トイレ行く時は十分周囲にも注意して!特にアフリカでは暗がりで日本人の肌の色は目立ちます。暗がりで肌色が黒い方から声をかけられた時、近くに寄られてにっこり白い歯が見えた時にその人が近くであることに気づけたくらいです。敷地内の動かなくなった車がちらっと見えただけで強盗が侵入、数人の現地スタッフさん死傷したこともあるそう。日本人はお金を持っていると思われがち、日中でも道中で立ち止まれば囲まれるので外に出る時はダークカラーのフード付きの上着を着て顔も覆うようにしていました。
・スラム街は、排泄物投げ。スラム街に住む方々のトイレは家の中にないということもあり公共トイレ。夜間あちこちで射撃、殺害があるそうでスラム街に住んでいる人もトイレのために公共トイレに行けない状況。そのため袋の中に排泄し、窓から投げているとのことでした。
動植物
動物
・渡航前に『狂犬病のワクチン』を接種しても、動物に噛まれたり、引っかかれた際は受診して狂犬病のワクチン接種が必要になります。その動物が狂犬病のウイルスを持っていた場合、感染。感染してしまった際には致死率が高い感染症のため極めて危険です。
・日本の山奥などにはいろんな野生動物がいますが、国によってはそれ以上。野生の犬、ネコ、ブタ、七面鳥、ウシ、人も襲う小型〜大型のサル、イノシシ、羽根を広げると2mくらいにもなるハゲコウ、動物園の檻の中にいるライオンをはじめヒョウ、キリン、カバ、シマウマ、トナカイなどもいます。人を襲う動物もいるため、近所の人などに事前にどんな野生動物がいてどう対応するか情報収集しておきましょう。
昆虫
・蚊には刺されないよう十分対策しましょう。刺されることでマラリアやデング熱になることがあります。実際に、現地でマラリアで亡くなられた方を旅中に数人耳にしました。マラリアの罹患が多い国は薬局でコロナ検査キットのように検査キットや治療薬を購入できます。私は心配だったので数百円と安価だったこともあり事前に購入していました。
・昆虫の種類も日本より豊富な国もあり始めてみる虫もいます。また日本より巨大化しているものもいます。毒の有無はわからなければ現地の人などに聞きましょう。
植物
肌がかぶれる植物、枝が折れた際に出る液体が目に入ると失明する植物、先が黒いトゲを持つある植物は深くトゲが刺さると毒を持つため受診が必要と言われました。
国が違うと、気候や標高などの違いで植物がだいぶ違います。大野原ではしゃいだり、作業する際には事前に情報収集しておきましょう。
・毒を持つ植物は、家の周りに防犯対策のために植えてあることも多いので触れないように気をつけましょう。
・日本のように木々は手入れされていません。下を見て歩いているとトゲのある枝をもつ木に頭皮を引っ掻かれたことがあります。気をつけましょう。
事故対策
道中
車内
事件予防
盗難予防
室内
ホテルにおいても盗難はあるそうです。なぜなら、ホテル管理者が合鍵を持っているからです。特に、海外旅行に関する有名な雑誌に載っているホテルは日本人が多く入ることをホテル側が知っていることはある意味盗難リスクにもなりうると聞きました。
・どこのホテルや施設でも、自分のカバンを金庫がわりに!キャリーなど荷物のチャックに南京錠をかけ、その南京錠(金属部)などとベッドの柵などドアや窓から通り抜けられない大きな家具とをナンバーロックのチェーン(100均)で繋げて対応していました。
・整理整頓!整頓されたものはなくなったことに気づかれやすいということもあり盗られにくくなることをケニアに長く住まれている日本人の方より伺いました。
道中
・リュックは基本前。やむを得ず後ろで背負う時は十分注意。チャックに南京錠をかけておくなど十分注意。
・
車内まえ
・やむを得ずリュックを後ろに背負う時(リュックが2つあるなど)、電車など待っている時は壁にもたれリュックを壁と背中で圧するようにしてリュックのひったくりなど防止していました。しかし、そこから電車に乗った瞬間。ドアが閉まるまでの間にアフリカ系の男性4人ほどに囲まられ一人に話しかけられたかと思うと後ろ側で背負ってたリュックのチャックを開けられていました。中のものは、ひったくり対策していたということもあり貴重品を取られる前に電車内に大勢人もいたので大声で『Don’t touch me!!』で逃げていってくれました。
※ひったくり対策とは、貴重品の入ったカバンはリュックに入れるだけでなくそのカバンのチャックに南京錠をかけ、100均にも売っているチェーンでそのカバンとリュックをつなげるなど。
誘拐・強姦・殺害など
・大勢の乗客のいる乗り物(バス、電車など)は他のお客さんの死角になるところの乗車は避ける。運転手さんの近くが安心。降りる場所の相談や死角にならないので痴漢等に予防にもなりました。